『ふふ、どっちでもあたしはあたしだから』

名前 夏波(かなみ)
原型/性別 カイオーガ/♀寄り
身長/年齢 162cm/外見年齢20代前半
種族/所属 妖怪/街人
一人称/二人称 あたし・お姉さん/あなた・あんた・●●ちゃん(老若男女問わず)
参考台詞 「ふふ、どっちでもあたしはあたしだから」
「もう、一人でいいって思ってたはずなのにね」
「こんな広い景色…もう見られないと思ってた」
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おっとりした性格。

夏波というのは太夫時代の源氏名。
一応『夏琳(かりん)』という本名があるが、あまりに太夫として生きてきた期間が長いうえ、本人も『忘れた』とごまかしていたため、それを知るのは家族のみ。
もとは遊郭で太夫の地位まで上り詰めた女性。
人間でありながら妖怪である自分を求めてくれた客に身請けされ、結婚して陰陽師の妻となった。

普段は見えないが胸元に呪式があり、着物を脱ぐとすぐ見える。
現在は誰も自分を人間だ妖怪だとあれこれ言わないため、以前よりは自分が妖怪であるということに疲れたふうを見せなくなった。

太夫になるよりも前に、将来を誓った男性がいたものの、当時大妖怪として奔放に生きていたつとめ(=夢霧/@拙宅)のせいで男性が発狂死、その責を負わされて住んでいた場所を追われたことから、一度は全てを諦めていた時期があった。
その分、自分のことを受け入れてくれる夫には感謝しているし、深く愛している。人間と妖怪という差があるため一緒にいられる時が短いのは分かっているが、それでもその短い時間を大事にしたいと思っている。

妖怪としての能力は主に降雨。
単純に雨乞い程度のものから、本気を出せばあたり一面洪水にするくらいのことはできるらしい。
太夫になる前の一件の際は、大雨の力で発狂の霧を消すという芸当をやってのけた。
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