しんちょう/昼寝をよくする
ル・リエの陸地部分にある、宗教的な観点から水を嫌う一族の女性。
彼女の集落から、海が見えることはないと言っていい。
ただ、彼女自身の特異体質で、望む望まざるにかかわらず、定期的に洪水を呼び寄せてしまう。
そのため、集落の人々が海神への生贄の意をこめ、集落から遠く離れた、海の近くに隔離していた。
隔離されてしばらくして、ついに生贄にされる、というその日の夜、召喚されてIshにやってきた。
自分自身でもこの能力を嫌っているため、若干ふさぎこみがちで無表情・無感動。
滅多なことでは感情が表に出ない。
おまけに、召喚してくれた主人のことは、殺されそうだった自分を救ってくれた存在であり、自分の呼び込む洪水を嫌わない相手として盲目的に信頼しているので、ほとんどどんな命令でも無感情に実行する。怖い。
とりあえず自分の目的=主人の目的を果たすこと、という認識であり、その遂行の妨げになるような相手は片っ端から排除する。
魔力が非常に高く、さらにうたれ強い。
その分足は遅いが、基本的に遠距離から攻撃することが多いのであまり不自由ではないらしい。
というか、相手を近づけるのを極端に嫌がる。
Ishに来てからも洪水を呼び込みやすい能力は抑えきることができず、時折暴走してはたとえそこが内陸部であろうと洪水を呼び込む。
ついでに周囲の水分もあらかた呼び込んでしまうことも稀にある。
【戦闘方法】
以下の通り。
・魔法で上から岩を降らせる
・洪水を呼び込む
・魔力の塊を飛ばす。水生系の相手に強い
「………主様の目的が、私の目的ですから」
「………こんな力、なくてもいいのに」